トピックス〜国際貢献　砂上のアンコール・トムを救う
日経アーキテクチュア　第644号　1999.7.12

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第644号（1999.7.12）
ページ数	5ページ　（全4564字）
形式	PDFファイル形式　（412kb）
雑誌掲載位置	112〜116ページ目

１９９４年カンボジア政府の要請を受け，アンコール遺跡の修復活動に日本チームが参画した。その最初の仕事，アンコール・トムのバイヨン寺院北経蔵修復が，まもなく完了しようとしている。（本誌）日本国政府アンコール遺跡救済チーム修復設計班班長松倉　信裕（三桜一級建築士事務所代表）　アンコール遺跡群の多くは砂岩石材で表面を覆った石造建築である。基壇，壁体と柱，屋根，の大きく三つの部分に分かれ，そのうち壁体と柱…