Ｌｉｎｕｘレポート　カーネル組み込みの新セキュリティ機構〜バッファ・オーバーフロー発生時の危険を　「Ｅｘｅｃ　Ｓｈｉｅｌｄ」の導入で低減する
日経Linux　第46号　2003.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経Linux　第46号（2003.7.1）
ページ数	3ページ　（全4027字）
形式	PDFファイル形式　（54kb）
雑誌掲載位置	18〜20ページ目

　管理者権限を奪取されるなどの恐れがある「バッファ・オーバーフロー」は，サーバー管理者にとって頭の痛い問題だ。新たに登場した「Ｅｘｅｃ　Ｓｈｉｅｌｄ」というカーネル新機構を利用すると，バッファ・オーバーフロー発生時の不正プログラム実行を防止できる。　米Ｒｅｄ　Ｈａｔ社のカーネル開発者であるＩｎｇｏ　Ｍｏｌｎａｒ氏は２００３年５月２日，バッファ・オーバーフロー発生時の危険性を低減するカーネル・セキュ…