失敗から学ぶＩＴ化の落とし穴　ＩＴ担当者の力量を過信したＩＴ化は危険〜情報処理資格を持った人材を中途採用　開発を任せたが力不足で動かずに退社
日経IT21　第8号　2002.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経IT21　第8号（2002.2.1）
ページ数	4ページ　（全4967字）
形式	PDFファイル形式　（155kb）
雑誌掲載位置	134〜137ページ目

中小企業のＩＴ（情報技術）化の悩みとして、「ＩＴに詳しい人材が社内にいない」というのがある。そのため、ＩＴ担当者を中途採用しようと考えている企業も多いことだろう。ただし、ここにも落とし穴がある。ＩＴ担当者の力量評価や組織内での役割の与え方が無謀なため、失敗する会社は少なくない。今回のＧ社も、情報処理の有資格者を中途採用したのだが、その力量を過信して実力以上のプロジェクトを任せてしまい、破綻してしま…