失敗から学ぶＩＴ化の落とし穴　インフラ整備だけが仕事と思っているＩＴ担当者〜会社を強くしたい社長の思い伝わらず　多額投資も社員意識を変えねば効果なし
日経IT21　第7号　2002.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経IT21　第7号（2002.1.1）
ページ数	4ページ　（全5060字）
形式	PDFファイル形式　（153kb）
雑誌掲載位置	152〜155ページ目

社長がＩＴ（情報技術）の重要性を理解し、しっかりとＩＴ化投資をしているにもかわわらず、今ひとつ効果が上がらない。そのような悩みを持つ中小企業は少なくないだろう。ＩＴはうまく活用すれば経営革新の道具になるが、そのためには社員がＩＴで業務改善するという問題意識を持って取り組むことが前提である。いくら社長が「ＩＴで会社を変えたい」と熱い思いを抱いていても、周知徹底されなければ空回りしてしまう。その点、社…