焦点〜福井の建材商社が「超はっ水」の壁紙を発売　水滴が転がる和紙の表面
日経ホームビルダー　第65号　2004.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経ホームビルダー　第65号（2004.11.1）
ページ数	2ページ　（全816字）
形式	PDFファイル形式　（255kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　直径数ミリの水滴が和紙の壁紙の上に５０粒ほどある。どの水滴も球形に近い形で、染み込む様子がない。　水滴が球形に近くなるくらい強力なはっ水効果を、産業界では「超はっ水」と呼ぶ。写真の壁紙はこの効果が売り物の製品「玉紙」だ。汚れても普通に水ぶきでき、従来の和紙の壁紙と比べるとのり付け後の伸縮が小さいという。　販売元の丸和（福井市）によると、はっ水剤の主成分はガラスなどに含まれるケイ素。和紙のすき間を…