焦点〜網目の大きさが通常の約１／１６０のネットを帝人の関連会社が開発　花粉症患者待望の網戸、発売へ
日経ホームビルダー　第55号　2004.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経ホームビルダー　第55号（2004.1.1）
ページ数	2ページ　（全874字）
形式	PDFファイル形式　（467kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　帝人の関連会社の帝人ネステックス（石川県加賀市）は２００３年１１月、スギなどの花粉の侵入を約８０％阻止できるという網戸用のネット織物「クロスキャビン」を開発したと発表した。　材質はポリエステルなどの合成繊維で、網目の一辺は約８０μｍ。一方、スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉は直径が３０〜９０μｍだが、繊維に付着しやすいうえに複数で固まって飛散することが多いので、この網目の通り抜けは困難だという。ち…