焦点〜通し貫と足固め工法を使った住宅を全棟中間検査の横浜市内で建設　伝統技術で構造を粘り強く
日経ホームビルダー　第33号　2002.3.1

この記事の情報
掲載誌	日経ホームビルダー　第33号（2002.3.1）
ページ数	2ページ　（全779字）
形式	PDFファイル形式　（228kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　通し貫や足固めといった伝統技術を用いた住宅が、横浜市の一角で建設されている。これらの伝統技術は、現行の建築基準法にはそぐわないと見られていたものだ。この住宅では、柱の引き抜き力を具体的に構造計算するなどして建築確認を取得し、１月中旬には市建築指導課による建設現場の中間検査も通過した。　設計者は建築家の松井郁夫さん。「貫などの伝統技術を使った住宅は、構造が粘り強く、大きな変形が起きても一度に崩壊し…