特集　契約トラブル回避術〜特約の嵐は不信を呼ぶ
日経ホームビルダー　第19号　2001.1.1

　１００ページに及ぶ約款を付けた契約書を使おうが、１枚きりの契約書を使おうが、それは自由だ。　しかし、大森弁護士は「信頼だけでやっている工務店は相手さえ間違えなければそれでやっていけるだろうが、間違えば支払いを受けられないこともある。民法の請負規定である程度のルールはあるが、そうしたやり方は丁半ばくちのようなものだ」と言う。　やはりある程度の契約約款は必要だ。オリジナルの約款を一からどうしても作り…