特集２　全国調査「これからのエネルギー」　「２５％見直し」増加　夏の節電に達成感〜「安い電気」「産業振興」を意識
日経エコロジー　第149号　2011.11.1

　電力使用制限令が発動したこの夏。例年より長い休暇、土日の操業、サマータイム−−。国民は異例の節電策で乗り越えた。　日経ＢＰ社は８〜９月、原発を柱にすえてきた電力利用や節電について、全国の読者を対象に調査を実施。４月の第１回調査から意識の変化を探った。温暖化対策よりも、まずは安定供給を望む変化が見てとれた。　２５％削減目標を維持すべきかどうかを尋ねたところ（前ページ）、２３．３％が「原子力発電がな…