特集１　拡大する再生プラスチック　資源調達リスクに備える〜化石資源の自給へ布石打つ
日経エコロジー　第138号　2010.12.1

企業が化石資源の枯渇や価格高騰への危機感を強めている。資源であるプラスチックの再利用技術の重要性は増すばかりだ。　「石油由来のバージン（新品）プラスチックの使用量を２０５０年までにゼロにすることを目指す」−。　ソニーの高松和子・ＶＰ環境推進センターセンター長は、今年４月に発表した新環境計画「Ｒｏａｄ　ｔｏ　Ｚｅｒｏ（ロード・トゥー・ゼロ）」の中でこう断言した。この計画は、気候変動、資源循環、化学物…