特集　正念場のＣＯ２　２５％削減〜新ビジョンが続々
日経エコロジー　第135号　2010.9.1

参議院選挙で民主党が大敗したことで、同党の公約だった「ＣＯ２２５％削減」の扱いに不透明感が増している。だが、低炭素社会への変革を経済成長と雇用につなげようとする世界的な潮流はもはや動かない。　「２５％削減」は昨年の気候変動枠組み条約第１５回締約国会議（ＣＯＰ１５）のコペンハーゲン合意に基づき、日本政府が国連に提出済みなので、もはや国際公約として確定している。　だが、「主要国が意欲的な削減目標を掲げ…