環境思想で考える 第3回〜南方熊楠の深遠なるマンダラ
日経エコロジー 第99号 2007.9.1
掲載誌 | 日経エコロジー 第99号(2007.9.1) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全2615字) |
形式 | PDFファイル形式 (405kb) |
雑誌掲載位置 | 96ページ目 |
文/海上知明 「雨にけぶる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思う」 1962年7月、紀州を訪れた昭和天皇が詠んだ和歌である。和歌にかぎらないが俳句でも漢詩でも個人名を詠み上げるといったものは少ない。まして昭和天皇の御製ではほとんどない。それだけ熊楠という人物が印象深かったということなのだろう。この時、天皇は「熊楠のくれた標本がキャラメルの箱に入っていた」と、懐かしそうに述懐したといわれている。数…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 330円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全2615字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。