特集　環境Ｑ＆Ａ３０〜Ｑ１６　燃料電池車はいつごろ買えるようになるのか？
日経エコロジー　第91号　2007.1.1

　政府は燃料電池車を２０１０年に５万台、２０２０年に５００万台普及させることを目指している。だが、そのためには技術革新によって燃料電池が画期的に安くなる必要がある。庶民の手に届くようになるのは、早くて２０２０年代前半になりそうだ。　２００２年１２月、政府は燃料電池車の「試験的市販」の第１号としてトヨタ自動車とホンダから合計５台をリース契約した。だが、車体価格は１台１億円以上とされ、普及価格には程遠…