リポート　ワールドウオッチ研究所〜肥満大国が抱える新たな憂い　油の垂れ流しで下水道が閉塞
日経エコロジー　第78号　2005.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第78号（2005.12.1）
ページ数	2ページ　（全2747字）
形式	PDFファイル形式　（43kb）
雑誌掲載位置	78〜79ページ目

サイモン・マービン　ウィル・メッドニューヨーク市では下水管のトラブルが年間５０００件も発生する。油の過剰消費と市民のモラルの低さが、都市環境の悪化を招いている。　米国は世界で最も肥満率が高い。過体重者が６０％、肥満者が２１％に上る。肥満者はこの２０年で２倍以上に増え、年率５％で増え続けており、今や子供の２割程度が肥満だといわれている。　さらに、国民医療費のうち肥満が原因で起きるとされている疾病の割…