テクノロジー　技術事始〜光のエネルギーで有害物質分解　弱点補う工夫が実用化を後押し
日経エコロジー　第77号　2005.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第77号（2005.11.1）
ページ数	3ページ　（全4394字）
形式	PDFファイル形式　（106kb）
雑誌掲載位置	43〜45ページ目

文／田中太郎　本誌光のエネルギーを利用して有害物質を分解する光触媒は、日本発の環境技術として注目を集める。国内の市場規模は５００億円。一度に大量の物質を分解できないなどの弱点を補う応用例が見いだされ、実用化が進む。　２２００万人を超える入場者を迎え９月２５日に閉幕した愛知万博。地球環境をメインテーマにしたこの世紀のイベントは、日本オリジナルの環境技術である光触媒の実力を示す格好の舞台でもあった。　…