テクノロジー最前線　Ｅｌｅｍｅｎｔｓ〜浄化費用は従来の半分以下　農地など広い汚染地にも対応
日経エコロジー　第72号　2005.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第72号（2005.6.1）
ページ数	2ページ　（全2948字）
形式	PDFファイル形式　（379kb）
雑誌掲載位置	40〜41ページ目

文／吉岡　陽・本誌重金属などによる汚染土壌を、植物を使って浄化する技術が盛んに研究されている。処理には半年から３年ほどかかるが、従来手法に比べて費用は半分以下にできる見込み。農地など広い土地も安価に浄化できる。　土壌浄化では、汚染土壌を運び出し、熱や化学反応で汚染物質を除去するのが一般的だ。しかし、莫大な費用とエネルギーがかかる。そこで、製油所跡地などに多いＶＯＣ（揮発性有機化合物）などについては…