リポート　ワールドウオッチ研究所〜　　“沈黙の冬”がやって来る　遺伝子組み換えイネの脅威
日経エコロジー　第61号　2004.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第61号（2004.7.1）
ページ数	2ページ　（全2767字）
形式	PDFファイル形式　（38kb）
雑誌掲載位置	86〜87ページ目

米国カリフォルニア州では、遺伝子組み換えイネが実験的に栽培され、それを餌にする冬鳥や人間への影響が心配されている。クレア・ホープ・カミングズ　環境ジャーナリスト　冬の嵐が、米国カリフォルニア州ウィロウズのサクラメント国立野生生物保護区を襲った。雨粒が落ち始めると何千羽もの鳥が羽をばたつかせながら池に着水した。頭上では、マガモやオナガガモ、ハクガン、ヒメハクガンが、ガーガーとわめいている。渡りをする…