トレンド・アンド・ニュース　自然再生〜煙突のない「くぬぎ山」へ　埼玉で自然再生事業が始まる
日経エコロジー　第43号　2003.1.1

焼却炉が建ち並び、産廃銀座と呼ばれていた「くぬぎ山」で、自然再生に向けた取り組みが本格化している。　２００２年１１月１４日、埼玉県狭山市は、通称「くぬぎ山地区」で、産廃焼却炉の撤去作業を実施した。この焼却炉は、解体事業者が所有していたが、住民からの操業差し止め訴訟を受け、６月に撤退を決定。９月に狭山市が「くぬぎ山地区自然再生事業」の第１号案件として、約３０００ｍ２の事業用地を買収していた。　狭山市…