トレンド・アンド・ニュース　ロッキーマウンテン研究所〜自然のなかにヒントはある　持続可能な社会に適した「建築法」
日経エコロジー　第40号　2002.10.1

コンクリート造りの画一的な発想の建築物が、持続可能な都市づくりの障害になっている。設計者たちが、自然のなかに隠されている多くのヒントに気づくことができれば、気候の変動や河川のはんらんによる社会生活への影響を緩和できる可能性が高まりそうだ。　世界のどの地域にも、伝統的な建築文化や土地固有の建築様式がある。昔は、大量の資材を遠くまで運べなかったため、地元の資源と優れた設計力で間に合わせるしかなかった。…