特集１　２００５年の環境経営〜循環社会到来で人材が「異動」　大企業が雇用確保に静脈進出
日経エコロジー　第32号　2002.2.1

循環型社会への移行が本格化すれば、「静脈」に雇用の場としての期待が集まる。本業の技術を生かせる企業は、すでに着々と人材を投入し始めた。ＮＴＴや松下電器など、日本を代表する大企業が本気で静脈の事業化に乗り出す。　日本総合研究所の予測では２００１年から２００５年までに新たに１５０万人が失業する。しかし、もっと深刻なのは社内失業の問題だ。朝日生命保険の調査で９８年に４５０万人いたことを考えると、単純計算…