バイオ徒然草〜会社の清算を決断するとき
日経バイオビジネス　第51号　2005.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第51号（2005.8.1）
ページ数	1ページ　（全1449字）
形式	PDFファイル形式　（215kb）
雑誌掲載位置	83ページ目

　究開発は、計画通りに進むことはまれである。あるベンチャーでは３０億円を超える資金を調達した後、前提となるデータに疑義があり、事業の継続を巡り紛糾が生じた。こうしたケースでは、会社には３つの選択肢がある。　第１の選択肢は、会社の清算である。事業計画の実現は困難であり、資金を無駄に消費せずに残余現金を株主に分配する。　第２の選択肢は、集めたキャッシュを有効に活用し、別の事業を開始することである。　第…