ワールド・ニュース・トレンド〜ＨＰＶ遺伝子検査薬の競争激化　広がるリスク評価への応用
日経バイオビジネス　第47号　2005.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第47号（2005.4.1）
ページ数	3ページ　（全5354字）
形式	PDFファイル形式　（352kb）
雑誌掲載位置	8〜10ページ目

　２００４年に初のＤＮＡチップを利用した遺伝子検査薬が欧米で認可された。薬物代謝酵素Ｐ４５０を標的としたものだ。また、最近、ＦＩＳＨ法＊１検査薬や病気の素因を検査する遺伝子検査も広がっている。ヒト遺伝子を対象とした検査の動きが目立ってきた。　しかし、現在、全世界で実用化されている遺伝子検査薬のほとんどは感染症を対象にしたものだ。Ｃ型肝炎ウイルス（ＨＣＶ）、ＨＩＶの検査薬やクラミジア、淋菌の性感染症…