特集２〜初めて明かす技術者の本音　──島津製作所フェロー・田中耕一
日経バイオビジネス　第19号　2002.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第19号（2002.12.1）
ページ数	6ページ　（全9130字）
形式	PDFファイル形式　（108kb）
雑誌掲載位置	55〜60ページ目

今や国民的人気者として、田中氏を巡る報道は過熱気味だが、企業の研究者としての本心は、意外と伝えられていない。セレンディピティ（閃き）の瞬間から受賞決定後の心境までを吐露する。　受賞が決まったという知らせを聞いた瞬間に思ったのは、「なんで私が」ということです。受賞の対象となった研究は５人のチームで行ったものです。私だけもらっていいのだろうかと、気にもなりました。　でもそれから２週間たって、少しは気持…