特集３〜雪印中毒事件が変える食品のリスク管理
日経バイオビジネス　第2号　2001.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第2号（2001.7.1）
ページ数	4ページ　（全4646字）
形式	PDFファイル形式　（384kb）
雑誌掲載位置	62〜65ページ目

リスク管理の甘さは企業の存亡にかかわる大きなダメージにつながる。昨年の雪印乳業の食中毒事件は改めてそのことを認識させた。エンテロトキシン検査、微生物管理についてどのような方針をとるべきか、改善策を打ち出して再起を図る雪印乳業は、食品リスク管理の実験場だ。　雪印乳業の加工乳などが引き起こした昨年の食中毒事件は、食品衛生にかかわるリスク管理の甘さが、企業の存続をも危うくすることを再認識させた。経営者の…