「ポジショニング」を問う─顧客の脳内をどう制するか [第3回](最終回)ポジショニングのポジショニング (結城 祥 神戸大学大学院経営学研究科准教授)
一橋ビジネスレビュー 2021WIN 2021.12.17
掲載誌 | 一橋ビジネスレビュー 2021WIN(2021.12.17) |
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ページ数 | 10ページ (全15949字) |
形式 | PDFファイル形式 (852kb) |
雑誌掲載位置 | 130〜139頁目 |
1前回までの概要本連載ではこれまで、マーケティング論におけるポジショニングの意味、目的、そして具体的な活用方法を説明してきた。第1回では、「ポジショニングとは何であって何でないのか」を確認した。ポジショニングは、「知覚マップを作って自社製品の位置を競合他社から少しずらすこと」ではない。その本来のミッションは、「自社製品のユニークな提供価値やイメージを顧客の頭のなかに刷り込み、その脳内に固有の居場所…
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