[ビジネス・ケース] [No.093]京都市立堀川高等学校−学校改革の軌跡　（池内誠・一橋大学大学院商学研究科修士課程経営学修士コース修了／清水慎・一橋大学大学院商学研究科修士課程経営学修士コース修了／劉 ユ・一橋大学大学院商学研究科修士課程経営学修士コース修了／狩野英樹・一橋大学大学院商学研究科修士課程経営学修士コース修了／武田慎祐・一橋大学大学院商学研究科修士課程経営学修士コース修了）
一橋ビジネスレビュー　2011WIN　2011.12.12

BUSINESS CASE［ビジネス・ケース］[No. 093]京都市立堀川高等学校学校改革の軌跡京都では、私立高校が進学に力を注ぐようになると、公立高校の進学実績は低下していった。その状況に危機感を覚えた京都市立堀川高等学校の教員らは、1993年から理想の教育をめざした学校改革に取り組んだ。掲げた教育理念は「二兎を追う」。それは、「自立できる18歳の育成」と「進学実績の向上」という、一見相矛盾す…