〔FOCUS〕高市首相の「台湾有事」発言 崩れ去った「明言しない」配慮 日中で「武力介入」の誤解流布=鶴岡路人
エコノミスト 第103巻 第34号 通巻4888号 2025.12.16
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第34号 通巻4888号(2025.12.16) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1204字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (552kb) |
| 雑誌掲載位置 | 17〜18頁目 |
高市早苗首相の台湾に関する発言が論争を呼び、中国が強く反発している。結論からいえば、自衛隊が関与するような安全保障・防衛面での日本の役割について、基本的立場は変わっていないし、今後も大きく変更される余地は少ない。 11月7日の国会審議で、高市首相は台湾有事が日本の定義する存立危機事態に該当するかに関して「武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケース」だと述べた。「…
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