〔エコノミストリポート〕投資ブームの裏側 「資産運用立国」継ぐ新政権の意図 片山氏の強権発動に沈鬱な金融庁=川辺和将
エコノミスト 第103巻 第33号 通巻4887号 2025.12.2
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第33号 通巻4887号(2025.12.2) |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ (全3253字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (883kb) |
| 雑誌掲載位置 | 73〜75頁目 |
高市政権が「資産運用立国」を引き継ごうとする狙いは、税負担を抑えながら成長戦略を加速するためだ。「資産運用立国の取り組みの更なる発展に力を入れる」──。 片山さつき財務相兼金融担当相は10月22日の記者会見でそう宣言した。「資産運用立国」とは、投資マネーの流れを勢いづけ、日本の経済成長につなげるという意味のスローガンだ。岸田文雄政権が2023年に策定した「資産運用立国実現プラン」が出所となってい…
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