〔がん治療最前線〕開発が進む「個別化がんワクチン」 ＡＩ使い「標的」を高精度に予測＝前田雄樹
エコノミスト 第１０３巻 第３０号 通巻４８８４号 2025.10.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０３巻 第３０号 通巻４８８４号（2025.10.28） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2534字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （552kb） |
| 雑誌掲載位置 | ７４〜７５頁目 |
がんの新たな治療法として「個別化がんワクチン」の開発が進んでいる。AIの活用が不可欠で、日本では大手電機のNECが名乗りを上げた。 個別化がんワクチンとはその名の通り、感染症に対するワクチンと同じ原理を用いた治療法だ。感染症ワクチンは、毒性をなくしたり弱めたりした病原体そのもの、またはその一部を投与し、免疫システムに病原体を攻撃対象としてあらかじめ認識させておく。そうすることで、実際に病原体が体…
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