〔書評〕歴史書の棚 「ヨーロッパ」の自己規定 古典古代テクストから解明＝本村凌二
エコノミスト 第１０３巻 第２０号 通巻４８７４号 2025.7.15
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０３巻 第２０号 通巻４８７４号（2025.7.15） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全953字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （292kb） |
| 雑誌掲載位置 | ５８頁目 |
イタリアといえば、しばしば古い時代が話題になる。だが戦後イタリアにも巨大な知性を備えた思想家がいる。哲人マッシモ・カッチャーリは、欧州がいかにして自らを「ヨーロッパ」と同定するようになったかの解読を試みる。しかも、中世・近代・現代を論じても大半は古典古代のテクストに準拠しているから、さすがにイタリア人と言いたくなる。 １９４４年ヴェネツィア生まれの哲学者にして政治活動家でもある。近刊の『ヨーロッ…
記事の購入（ダウンロード）
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円（税込）
他のIDで購入する
G-Search ミッケ！は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ（全953字）」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
（注）特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。
〔書評〕話題の本 『これからの国際協力』ほか
〔書評〕読書日記 米国のロビイングに着目 「真の競争は存在しない」＝荻上チキ
〔書評〕永江朗の出版業界事情 書店活性化プランと公取委の提言
〔ワシントンＤＣ〕ＷＡＳＨＩＮＧＴＯＮ Ｄ．Ｃ． 米国復活へ高まる日本の役割 進む日本式慣習や文化の浸透＝多田博子
〔中国視窓〕チャイナウオッチ 加速するグローバルサウス戦略 自国主導の国際秩序の構築狙い＝真家陽一
