〔闘論席〕片山杜秀
エコノミスト 第103巻 第19号 通巻4873号 2025.7.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第19号 通巻4873号(2025.7.8) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全748字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1112kb) |
| 雑誌掲載位置 | 3頁目 |
繊維、農産物、自動車、ハイテク機器。戦後の日米関係は貿易摩擦の歴史であったといってもよい。貿易摩擦は貿易戦争からついには本物の戦争に発展するだろう。「第二次日米戦争」に備えよ。1980年代には真面目にそう語る有力者たちもいた。が、戦争は起きなかった。米ソ冷戦が続いていたからである。 資本主義か社会主義か。どちらが人間社会に真の幸福を約束するか。二者択一の価値観の闘争だと、長年考えられた。やるか、…
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