〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/221 日本の活火山/9 新燃岳(宮崎・鹿児島県)/上 噴火警戒レベル引き下げも要警戒
エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号 2025.6.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号(2025.6.24) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1403字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (723kb) |
| 雑誌掲載位置 | 83頁目 |
宮崎・鹿児島県境にある霧島火山の新燃岳(しんもえだけ)(標高1421メートル)の地下で火山活動が続いている。新燃岳は20個ほどある火口の一つで、昨年10月から直下を震源とする火山性地震が発生していた。今年3月28日から地震が増えるとともに、30日未明から山の膨張を示す地盤の変動が観測された。 これらを受けて気象庁は火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「2」から「入山規制」を示す「3」に引き上げ…
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