
〔書評〕歴史書の棚 「独裁者」の実像と革命 恐怖なくして美徳は無力=君塚直隆
エコノミスト 第103巻 第4号 通巻4858号 2025.2.4
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第4号 通巻4858号(2025.2.4) |
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ページ数 | 1ページ (全942字) |
形式 | PDFファイル形式 (313kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
ロベスピエール。歴史好きなかたがこの名前を聞けば、フランス革命で国王の首を切り、政敵まで次々と処刑し、「恐怖政治」をしいた末に自らも最後は処刑された「独裁者」の姿を思い浮かべるに違いない。 しかし、高山裕二著『ロベスピエール』(新潮選書、1925円)が最新の研究成果をもとに描く彼の姿は「独裁者」とはほど遠い、「清廉の人」である。独裁者が陥りがちの私利私欲や腐敗とは対照的に、ロベスピエールは政治に…
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