〔学者が斬る・視点争点〕生殖医療が映し出す「母の壁」=森啓明
エコノミスト 第102巻 第34号 通巻4851号 2024.11.26
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第34号 通巻4851号(2024.11.26) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2825字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (553kb) |
| 雑誌掲載位置 | 50〜51頁目 |
出産後に女性が経験するキャリア上の不利益が大きい国ほど、出生率が相対的に低い傾向にある。 ◇日本で顕著な女性の「子育て罰」 体外受精などの生殖補助医療は2022年4月以降、公的医療保険の適用対象となり、利用が急増している。それに伴い、生殖補助医療で誕生する子どもの数も増加し、同年には全出生数の約10人に1人に上った。30代後半の母親の約6人に1人、40代前半の約4人に1人が生殖補助医療を利用して…
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