〔ザ・マーケット〕東京市場 ストラテジストが読む 慎重な業績予想、当面株価の重し=芳賀沼千里
エコノミスト 第102巻 第18号 通巻4835号 2024.6.18
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第18号 通巻4835号(2024.6.18) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全865字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (489kb) |
| 雑誌掲載位置 | 67頁目 |
今年4月以降、日本株は欧米株に比べて出遅れている。会社の保守的な業績予想が一因であろう。主要な3月期決算企業の新年度の経常利益予想は前年度比3・8%減と、市場予想を7・5%下回った。前年度の実績が良好であると会社は慎重な予想を示す傾向がある。会社の為替前提は1ドル=140円台半ばであるので、現状の為替水準が続けば、保守的な会社予想が上方修正され、株価が上昇すると期待されている。 ただし、会社が業…
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