〔ザ・マーケット〕ドル・円 介入が呼び込む投機筋＝佐々木融
エコノミスト 第１０２巻 第１２号 通巻４８２９号 2024.4.23
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０２巻 第１２号 通巻４８２９号（2024.4.23） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全441字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （386kb） |
| 雑誌掲載位置 | ６４頁目 |
財務省・日銀による円買い介入に警戒感が高まっている。神田真人財務官は３月27日、「円安の背景に投機的な動きがある」「あらゆる手段を排除せずに適切な対応をとる」とけん制した。 しかし、円を売る主体は国内の輸入企業などの実需筋であり、介入でトレンドを変えるのは無理だろう。実需筋は介入による円高を待っているのに、当局がなかなか実行しないのでしびれを切らして円を売っているというのが実情だろう。 そもそも…
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