〔アートな時間〕映画 12日の殺人 犯人探しより心理、葛藤を重視 捜査の男性中心構造浮き彫りに=勝田友巳
エコノミスト 第102巻 第9号 通巻4826号 2024.3.26
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第9号 通巻4826号(2024.3.26) |
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ページ数 | 2ページ (全1142字) |
形式 | PDFファイル形式 (1446kb) |
雑誌掲載位置 | 108〜109頁目 |
殺人事件を追いかける刑事たちの話だが、いわゆる刑事ものを期待すると肩すかし。監督は「ハリー、見知らぬ友人」(2000年)、「悪なき殺人」(19年)など、独特の人間洞察でひねりの利いたサスペンス、スリラーを作ってきた、フランスのドミニク・モル。本作は実際の未解決事件を基に、犯人探しよりも犯罪と向き合う人間の心理や葛藤に分け入っていくのである。 2016年10月12日深夜、仏グルノーブルで21歳のク…
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