〔ウクライナ〕グラフ　ウクライナの現在　戦争の痛みと日常が交錯＝小峯弘四郎
エコノミスト　第１０２巻　第９号　通巻４８２６号　2024.3.26

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０２巻　第９号　通巻４８２６号（2024.3.26）
ページ数	2ページ　（全537字）
形式	PDFファイル形式　（2880kb）
雑誌掲載位置	９８〜９９頁目

　ロシアの軍事侵攻から２年が経過したウクライナ。その日常には今、どんな光景が広がっているのか。今年２月中旬、首都キーウと、街の中心部が前線になっている南部の都市ヘルソンを訪れた。　昨年からキーウの防空システムがある程度機能しており、中心部へのミサイル攻撃は少なくなった。キーウの住民は安心して生活をしているようにみえ、戦争をしている国とは思えない雰囲気も感じられる。　しかし、市中心部のマイダン（独立…