〔書評〕歴史書の棚 相互補完的関係か? 中世が選んだ権力の構図=今谷明
エコノミスト 第101巻 第39号 通巻4814号 2023.11.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第39号 通巻4814号(2023.11.14) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全935字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (277kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
武家(幕府)と天皇が並立していた問題は、日本中世史学界において長い間、一種の謎とされてきた。昭和から平成への代替わりの頃、松本清張が「学者に聞いてもこれを教えてくれない。わからないのだという」と新聞紙上に書いたことがある。 著名な歴史家の網野善彦は、この問題を、漁民やろくろ師らの“非農業民”が、自分たちの職業を天皇と結びついた由緒あるものだとして生計を助けようとした動きに結びつけた。そしてこうし…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全935字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。
〔書評〕話題の本 『中国「軍事強国」への夢』ほか
〔書評〕著者に聞く 『天日干し経営』 著者 村井満さん
〔書評〕永江朗の出版業界事情 ついに「印刷」の2文字が消えた
〔ワシントンDC〕WASHINGTON D.C. 議長選で迷走した下院共和党 「解任」で開けたパンドラの箱=吉村亮太
〔中国視窓〕チャイナウオッチ 海南島にみる経済の明暗 不動産頼みの地方が苦境=久保和貴


