〔東奔政走〕動き出す「日米韓」と「日中韓」　求められる日本の自立的外交＝及川正也
エコノミスト　第１０１巻　第３０号　通巻４８０５号　2023.8.29

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０１巻　第３０号　通巻４８０５号（2023.8.29）
ページ数	2ページ　（全2118字）
形式	PDFファイル形式　（1627kb）
雑誌掲載位置	６６〜６７頁目

「日米韓」と「日中韓」。この二つの枠組みが大きく動き出そうとしている。これを両輪に東アジアに安定をもたらすことができるか。岸田外交の手腕が問われている。「歴史的な偉業だ。この地域に戦略的パラダイムシフトをもたらす。平和と発展を最優先する自由で開かれたインド太平洋の統一戦線だ」。米ホワイトハウスが日米韓首脳会談を８月18日に米国で開催すると発表した７月29日、ラーム・エマニュエル駐日米大使がソーシャ…