〔深層真相〕有害な硫化水素やヒ素が噴出 北海道ニセコの地熱発電工事
エコノミスト 第101巻 第28号 通巻4803号 2023.8.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第28号 通巻4803号(2023.8.8) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全549字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (214kb) |
| 雑誌掲載位置 | 13頁目 |
6月29日、三井石油開発が北海道蘭越町で行っていた地熱発電工事の掘削井戸から、有害な硫化水素やヒ素を含む大量の水蒸気が噴出した。付近の住民の中には体調不良を訴える人も出ているという。 この事業は、ACLという世界でもまだ実証段階にある新しい技術を使う地熱発電事業として、注目されていた。 従来の地熱発電が地下の蒸気・熱水を取り出し、その蒸気(熱水は分離)で発電タービンを回すのに対し、ACLは、地表…
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