
〔グラフの声を聞く〕ドル基軸体制は変わらず=市岡繁男
エコノミスト 第101巻 第20号 通巻4795号 2023.6.6
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第20号 通巻4795号(2023.6.6) |
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ページ数 | 1ページ (全564字) |
形式 | PDFファイル形式 (230kb) |
雑誌掲載位置 | 94頁目 |
ウクライナ戦争で米国などがロシアの金融資産を凍結したのをみて、新興国は自国通貨を用いた貿易に取り組み始めた。今や「ドル基軸体制は崩落一歩手前」という声もあるほどだ。だが金に裏打ちされた通貨が現れない限り、ドル優位の時代が続くだろう。世界経済に占める米国の家計消費シェアが世界一だからだ(図1)。 ドルは米国の消費経済の規模と強さ、そして法の支配に基づく安定性に支えられてきた。他方、ドルに代わる通貨…
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