〔学者が斬る・視点争点〕新たなステージに達した自動運転＝糸久正人
エコノミスト　第１００巻　第３８号　通巻４７６５号　2022.10.11

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１００巻　第３８号　通巻４７６５号（2022.10.11）
ページ数	2ページ　（全2306字）
形式	PDFファイル形式　（799kb）
雑誌掲載位置	４４〜４５頁目

　自動運転車の走行距離は年間で最大地球94周分と飛躍的に伸びている。米中勢の躍進が顕著だ。　◇躍進が目覚ましいスタートアップ企業　ウェイモ（グーグル）が公道における自動運転の実証実験を加速させている。２０２２年２月に発表された米国カリフォルニア州車両管理局（ＤＭＶ）のリポートでは、ウェイモは自動運転車両を２３９台（20年）から６９３台（21年）へと大幅に増大させ、合計の走行距離は年間２３０万マイル…