〔東奔政走〕政治家襲撃につきまとう「無意味な死」の過酷さ=伊藤智永
エコノミスト 第100巻 第32号 通巻4759号 2022.8.23
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第32号 通巻4759号(2022.8.23) |
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ページ数 | 2ページ (全2113字) |
形式 | PDFファイル形式 (1673kb) |
雑誌掲載位置 | 66〜67頁目 |
岸信介首相は1960年7月15日、病院のベッドで正式に退陣した。前日、首相官邸で65歳の男に太腿を6カ所も刺される重傷を負ったからだ。官邸では次の自民党総裁に選ばれた池田勇人の就任祝賀会が開かれていた。男は自民党周辺にたむろしていた院外団(政治家の護衛名目に暴力を辞さない政治ゴロ)の一人。入場証を胸に付け、脱いだ上着の内ポケットにナイフを忍ばせて岸に近づいた。警護の警官3人と党職員5人が守ってい…
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