〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/78 「火山」としての富士山/3 北西─南東に広がる「側火口」
エコノミスト 第99巻 第46号 通巻4726号 2021.12.14
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第46号 通巻4726号(2021.12.14) |
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ページ数 | 1ページ (全1339字) |
形式 | PDFファイル形式 (594kb) |
雑誌掲載位置 | 83頁目 |
富士山には山頂のほかに100ほどの火口がある。将来の噴火予測では、このうちどこから噴火するかが大変重要である。それには過去の噴火履歴の情報が参考になる。2200年前までの富士山は、山頂火口からマグマを噴出した。ところが、それ以後は現在まで山腹の噴火しか起きていない。これらは「側火口」と呼ばれ、北西─南東の方向に散らばっている。 例えば、南東側には1707年に江戸まで火山灰を降らせた直径1・3キロ…
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