〔学者が斬る・視点争点〕郵便局整備は地元有力者活用=伊藤真利子
エコノミスト 第99巻 第46号 通巻4726号 2021.12.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第46号 通巻4726号(2021.12.14) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2938字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (978kb) |
| 雑誌掲載位置 | 44〜45頁目 |
◇明治の黎明期、国費の節約に 明治維新以降の近代国民国家の形成によって、郵便は、全国どこにいても誰もが同一の恩恵を受けられるユニバーサルな国民サービスとして法的に義務化された。日本の場合、ユニバーサルな郵便ネットワークの担い手については、11月9日号の当欄で述べたように、信書の輸送機能をこれまで担ってきた、旧体制の運送業者である飛脚業が廃され、点と点を結ぶ基幹線については、いちはやく旧宿駅(しゅ…
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