〔書評〕歴史書の棚 「古気候学」の知見動員し荘園研究の新成果を紹介=今谷明
エコノミスト 第99巻 第45号 通巻4725号 2021.12.7
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第45号 通巻4725号(2021.12.7) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全971字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (298kb) |
| 雑誌掲載位置 | 66頁目 |
今回は伊藤俊一著『荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで』(中公新書、990円)を取り上げる。古代の律令国家は大陸の影響を受け、土地国有性(公地公民)を採用し、土地の把握のために戸籍を、租税徴収のために計帳(けいちょう)を作成した。ただし、この制度には例外があった。皇族や有力者には「封戸(ふこ)」が与えられ、723年には「三世一身法(さんぜいっしんのほう)」が、743年には「墾田永年私財法」が公布…
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