〔バブル秘史〕波乱の証券業界/2 証券会社を苦しめた損失補てん=恩田饒
エコノミスト 第99巻 第44号 通巻4724号 2021.11.30
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第44号 通巻4724号(2021.11.30) |
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ページ数 | 2ページ (全2690字) |
形式 | PDFファイル形式 (2782kb) |
雑誌掲載位置 | 82〜83頁目 |
企業の資金を預かって運用し、損失が出たらその穴埋めをする。業界のあうんの呼吸で行われていた行為が公になり、大問題となった。 1991(平成3)年に損失補てん問題という衝撃が、証券界に走った。大手4社をはじめとした多くの証券会社が、株価の急落で損失を被った大企業などの大口顧客に対してその損失を補てんしていたことが発覚した。 88年9月から90年3月までの間に証券界全体が行った損失補てん額は1700億…
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