〔特集〕変わる相続・登記・民法 相続6 配偶者居住権の穴 権利評価困難なら遺産分割妨げる=善本かほり
エコノミスト 第99巻 第29号 通巻4709号 2021.8.3
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第29号 通巻4709号(2021.8.3) |
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ページ数 | 3ページ (全3122字) |
形式 | PDFファイル形式 (689kb) |
雑誌掲載位置 | 32〜34頁目 |
◇住みながらお金も相続できるけど権利評価困難なら遺産分割妨げる 配偶者居住権は、2018年7月に成立した改正民法で新たに相続の対象となった権利だ。相続発生時に、死去した人(被相続人)の配偶者がそれまで居住していた建物の全部を無償で使用し続けることができる権利であり、20年4月1日以降に発生した相続から設定することが可能である。 想定されるケースを挙げながら、制度の趣旨を説明したい。 ◇生活費も確…
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