〔ＦＯＣＵＳ〕「緊急事態宣言」延長　４〜６月期は小幅プラス成長に　「打ち止め感」が景気を左右＝小林真一郎
エコノミスト　第９９巻　第２３号　通巻４７０３号　2021.6.15

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９９巻　第２３号　通巻４７０３号（2021.6.15）
ページ数	2ページ　（全1202字）
形式	PDFファイル形式　（1241kb）
雑誌掲載位置	１３〜１４頁目

　政府は５月28日、新型コロナウイルスの感染対策として、東京など９都道府県に発令している緊急事態宣言を６月20日まで延長すると決定した。５月31日が期限だったが、今回の延長を受け一定条件で試算すると、個人消費を中心に７０００億円強の景気下振れ効果が見込まれ、２０２１年４〜６月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）成長率を年率換算で２％程度押し下げる。　下振れ効果は緊急事態宣言が出ていない状態と比べてどれだけ…